2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

エサ・ペッカ・サロネンのマーラー3番

サロネンとフィルハーマニアのマーラー3番はアバドと並んで、私の好きな演奏。 マーラーが創る無数のモチーフには故郷の景色を見たときの懐かしさと心の安らぎを感じる。 ひとつひとつのモチーフの描く牧歌的イメージを見せてくれないと、満足できない。 サ…

ショルティのマーラー3番 その2

確か、アバドはミラノ辺りの出身ではなかったでしょうか。 ミラノを州都とするロンバルディアはもちろんイタリアですが、アルプスの裾野でもあり、オーストリア・ハプスブルクの支配下にあった時代もありました。ミラノ出身のアバドがアルプスの牧歌的なイメ…

ドゥダメルのマーラー3番を聴いた

ドゥダメルがアメリカで人気があるのはわかる気がした。 アメリカのクラシック・ファンはヨーロッパのスタンダードが好みのような気がする。 それに対してヨーロッパは伝統を壊すことに興味を持つ。 今や伝統的なクラシックの演奏スタイルを好む人はアメリカ…

ショルティのマーラー3番

昨日はアバドのマーラー3番、今日はショルティのマーラー3番。 あまりのマーラー続きで、今日は聴きたくないなぁ、と思いつつ、結局、聴いてしまいました。 本当のことを言うと、マーラー3番は完全に掴みきれていないんです。 でも、やっぱり魅力的なんです…