2018-01-01から1年間の記事一覧

南禅寺 ぶらり散歩

さて、今回は南禅寺です。 メジャーなお寺ですね。 地下鉄東西線 蹴上駅が南禅寺の最寄駅です。 南禅寺方面への指示に従って地下を出ると、目の前は右手方向へ下る仁王門通り。 下る方へ歩きます。 すると、まもなく右手側に蹴上インクラインの下をくぐる小…

化野念仏寺 ぶらり

祇王寺を後にして、この日の最後の目的地は化野念仏寺です。 立ち並ぶおよそ八千体の石仏や石塔を見ていると、なにか重いものを感じます。 「化野」と書いて「あだしの」と読むんですね。 「あだし」とは「はかない」とか、「むなしい」という意味だそうです…

祇王寺 ぶらり

常寂光寺を出て、二尊院を通って祇王寺に向かう道は小倉山の裾野をやや遠巻きに通っています。 お寺は総じてこの道から少し山方向へ入ったところにあります。 少し土地勘ができてきたみたいです。 地形と道路の仕組みがわかると、歩いていても楽です。 今歩…

二尊院 ぶらり

二尊院 常寂光寺の山門を出てまっすぐの道を歩くと、再び視界の開けた落柿舎を望む場所に出ます。 ここを左手に向かって歩きます。 二尊院は前々から訪れてみたかったお寺。 木立に囲まれた気持ちのいい道をワクワクしながら歩きました。 すると、女子高生風…

常寂光寺 ぶらり

落柿舎を出て、ものの五分ほどで常寂光寺に着きます。 ここは小倉山の麓です。 小倉山というと、小倉百人一首ですね。 小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ (小倉山の峰の紅葉よ、もしお前に心があるなら、もう一度行幸があるまで、…

落柿舎 ぶらり

清凉寺と嵐山はすごく近いところにあります。 清凉寺を出て参詣道を下る途中、見落としそうな、右に曲がる普通の路地が嵐山への近道です。 落柿舎➡︎ こんな標識が目印なのです。 えっ、これでいいの? と思うような住宅街を通ります。 余計なことかもしれま…

清凉寺 ぶらり

今回は嵯峨野から嵐山をまわるコースの最初のお寺、清凉寺をことを話します。 京都でもメジャーな観光コースです。 清凉寺の最寄り駅、JR嵯峨嵐山駅からの出発します。 大まかに言うと、嵯峨嵐山駅を出て、大通りを左手へ進むと嵐山、大通りを渡って真っ直ぐ…

大覚寺 ぶらり散歩再び

この日(二〇一八年十一月二日)、高尾に入ったのは午前十一時頃。 神護寺から西明寺、高山寺と三尾の三つの寺を拝観した後、朝降りたバス停に戻ってきたのが二時四十五分頃。およそ四時間足らずのぶらり散歩の旅だった。 もちろん高山寺の奥まで登ることが…

高山寺 ぶらり散歩

高山寺 西明寺をあとにして、再び清滝川河畔に沿った遊歩道に戻る。ここから高山寺までは十五分とある。少し歩くんだな、と覚悟して歩き始めると、間もなく遊歩道が大きな通りに出合う。この通りはおそらく、バスを降りたときに立ったバス通りに違いない。車…

大覚寺 ぶらり散歩

大覚寺 渡月橋は大覚寺のために作られたと聞いたことがあるが、歩いてみると、なるほどと納得できる。 渡月橋を渡って、嵯峨野に入る。つまり、ここはすでに大覚寺なのであろう。少し歩く。まもなく竹林がある。さらに歩くと二尊院、念佛寺、そして竹林に囲…

御室仁和寺 ぶらり散歩

仁和寺 仁和寺はシャープな寺である。 嵐電の御室駅に電車が止まると、改札越しに今の日常に姿を変えた参詣道が真っ直ぐに延び、その先に仁和寺の仁王門が見える。 この演出は素敵だ。いや、素敵などと言うと異論があるかもしれないが、今の日常の遠近法的な…

西明寺 ぶらり散歩

西明寺 神護寺の楼門を出て、ひたすら下りの石段を行く。 途中、腹が減ったので、高尾茶屋という店でうどんを食べる。門前とは言っても、山の中腹のちょっとした平地に設けられた店で ある。店の大半が野外になっている。まるで、野点の茶会のようだ。赤い毛…

羽黒山 ぶらり散歩

修験道にはなにかと興味があった。仏教やキリスト教のように大きな宗教がある民族に受け入れられるためには、その民族の風族、習慣に合わせなければならない。頭ごなしに改宗させようとしても、上手くはいかない。修験道は神仏習合という見方よりも、日本人…

高尾山神護寺 ぶらり散歩

神護寺 京都の街中を出て、嵯峨野の東側を掠めるように山へ向かってバスが進む。すべて舗装はされているが、きついカーブの箇所では離合する対向車をバスが待たなければならない。バスが対抗車線にはみだすからだ。道は狭い。そんな行程を行くこと1時間、あ…