ショルティのマーラー3番

昨日はアバドマーラー3番、今日はショルティマーラー3番。

あまりのマーラー続きで、今日は聴きたくないなぁ、と思いつつ、結局、聴いてしまいました。

本当のことを言うと、マーラー3番は完全に掴みきれていないんです。

でも、やっぱり魅力的なんですね。

マーラーはウィーン進出前から夏の休暇にはアッター湖畔で作曲する生活を送っていました。

3番もここで作曲してます。

だから、というのは、マーラーが作るモチーフに2種類あって、ひとつは器楽的に展開を想定したもの、もうひとつは、ロマン主義を経て獲得したイメージを元にしたモチーフ。

3番の第1楽章は器楽的な第1主題とイメージモチーフの第2主題、この絡み合いの仕組みを耳だけで解明するのは、わたしには難しい。

でも、いいですよね。

第2楽章も第3楽章も。

このイメージモチーフの歌わせ方がアバドは不思議なくらい自然で、アルプスの風景が見えてきそうなくらいなのに、ショルティは、もちろんちゃんとできてるんですが、映像が見えて来ないんです。

つまり、これが言いたかったんです。

続きは、また今度